3-1.お葬式の費用について(全体的に)
結局お葬式っていくらかかるの?
みなさまが一番気になるであろう
費用についてです。
ちょっと長くなるので、まずはざっくり全体を説明します。
*この解説は葬儀社によって異なりますので実際に相談する時には必ず確認をしてください。
よくお葬式の案内に
35万円プラン〜
48万円プラン〜
68万円プラン〜
お別れ葬プラン14万円〜
こんな感じの広告やHPをみかけると思います。
これって本当にこの費用で済むの?って思いますよね?
ごめんなさい!
普通にお葬式をあげようとするとこれだけでは済みません。
お葬式の内訳はこんな感じ
簡単に説明すると、一般的なお葬式の全体の代金は
- 火葬代金(例5千円)
- 斎場使用料(例5千円〜5万円)
- 式にかかる諸費用(例35万円)
- お料理の代金(例10万円)
- 返礼品(お茶とか)の代金(例15万円)
- 菩提寺様(お寺さま)のお布施(例30万円)
- 供花(お花)供物(果物など)の費用(例5万円)
こんな感じで構成されています。
そして上記の
『35万円プラン〜』
と言うのは3番の諸々の費用の事(1番・2番も含まれる場合もある)です。
だから1.3.4.5.6.7は全て別費用です。
「え〜!結局100万じゃん!」
「めっちゃボッタクリやん!」
「これじゃ詐欺じゃん!」
なんて声が聞こえそうですが(笑)そうじゃないんです。
上記の6項目からやりたい事を選択してプランニングしていくんです。
まぁ、わかりやすく結婚式に例えると(いいのか?ww)
A.誰も呼ばずに二人だけで教会で結婚の誓いだけをしたい
1.火葬代金+2.斎場使用料+葬儀社の手数料=合計約14万円
ご遺族(身内)だけで、自宅か霊安室に安置して見守った後、お見送りをして火葬場へいきます。そして火葬が終わったら遺骨を持ってお家に帰って終わり。と言う感じです。
B.家族と親しい友人だけ数名で形だけの結婚式をやりたい
1.火葬代金+2.斎場使用料+3,式にかかる諸費用=合計約40万円
お通夜だけ、告別式だけ、もしくは両方を行います。その後ご遺族で出棺を見守り、火葬場に行って火葬して遺骨を持って帰って終了です。
一般的にイメージされる『家族葬』って感じです。
C.家族だけでなく大勢の友人、知人を呼んで『式』をして『披露宴』もやりたい
1.火葬代金+2.斎場使用料+3,式にかかる諸費用+(5.返礼品)+(オプション4.お料理の代金+)+(オプション6.菩提寺様のお布施)+(オプション7.供花の費用)=合計60万円〜∞円
一般的にイメージされてるいういわゆる『お葬式』ですね。
合計金額は、オプション次第。オプションを選べば選ぶほど、合計費用はどこまでもいきます。
逆にオプションを抑えれば、上記の『B.家族葬』と変わらなくなります。
ここで冒頭の話に戻りますが
35万円プラン〜
48万円プラン〜
68万円プラン〜
って言うのは、それぞれの『式にかかる諸費用』のセットの代金って事です。
諸費用がそんなにかかるの?って思われるでしょうが、結構かかるんです。
・搬送費(お迎え)
・保管費(ご遺体の安置)
・棺代金
・祭壇の代金
・一通りの仏具の代金
・葬儀の設備・設営費
・式の司会進行
・その他まだまだ細かい事書くといっぱい
まあなんだかんだで、一回のお葬式で大人が5人くらい随時動きまるのでやっぱりそれなりにかかってきちゃうんですよね(すいません)
そしてそれぞれのプランの差は、それぞれの中身が、『それ相応』の中身って事です。
高価なプランを選択すれば、その分色々な物(例、祭壇、棺、生花祭壇、骨壷etc)のクラスが上がると言う事です。
だからこの『〜円プラン』って言うのは、あくまでも目安と考えた方がいいと思います。
次回は下記の詳細について掘り下げて説明したいと思います。
外せない項目、選べる項目などの解説もします。
- 火葬代金(例5千円)
- 斎場使用料(例5千円〜5万円)
- 式にかかる諸費用(例35万円)
- お料理の代金(例10万円)
- 返礼品(お茶とか)の代金(例15万円)
- 菩提寺様(お寺さま)のお布施(例30万円)
- 供花(お花)供物(果物など)の費用(例5万円)
それぞれを一つづつ書いていこうと思います。
ではでは。